
新車と10年経った車両では、言うまでも無くコンディションは大きく違います。
状況に応じて以下の作業を行います。
■ウォータースポットの除去
ウォータースポット(雨の蒸発跡)は通常の洗車では落ちません。
ウォータースポットがある場合は除去が必要です。
・ウォータースポット(雨の蒸発跡)除去
■付着物の除去
付着物としての汚れは、鉄粉や固着した虫汚れ等があります。
鉄粉除去剤で洗浄した後に、ネンドクリナーを使用します。
これで付着物は除去できます。
自動車に付着する鉄粉の主な原因はブレーキダストです。
環境次第では、鉄道や鉄工所から出る鉄粉もあります。
鉄粉の除去は、鉄粉除去剤を使用します。
ネンドクリーナーだけで除去も可能ですが、鉄粉を引きずることで出来るネンドキズを回避するため、鉄粉除去剤を使用します。
・鉄粉の除去
・ネンドクリーナー
■塗装面の酸化皮膜・細かな汚れ除去と小キズ傷のケア
細かな汚れ除去と小キズの研磨はほとんどの美装専門店で、ポリッシャーという機械を使いコンパウンドでの研磨を行います。
しかし、この研磨作業は熟練を要する作業です。
中古車屋など比較的ポリッシャーで磨く作業を行っている人でも、作業後の塗装面に円状のキズが無数に残ってしまいます。
ポリッシャーもコンパウンドも数種類必要で、かなりの費用がかかります。
DIYでの作業に最適なのは、リペアコンディショナーです。
美装専門店でも、磨きを何回も行ってこれ以上磨くと塗装がはげるという車両や比較的新しい車で、深い傷がない場合に使用します。
レジンでキズを埋めることにより見えなくする方法です。
深い傷には対応できませんが、洗車キズには充分対応可能です。
クリーナー成分も配合されているので酸化皮膜も除去され、塗装面はこれだけで綺麗になります。
業務使用には研磨成分を配合したリペアポリマーが最適です。
ポリッシャー作業で、手間をかけずに失敗のない確実な仕上がりが可能です。