■硬質コーティング剤
機材の影響を受ける鉛筆高度計測ではなく、科学的に根拠のあるナノインデーション法による計測で、従来コーティング剤の10倍の硬度を持つと実験結果を出した調合製品です。
単純にポリシラザンの量でコーティングの性能を計測することは出来ませんが、従来の製品と比べ倍の量のポリシラザンを含有しております。
手塗りの1回施工で約0.2μmの皮膜が形成され、2重施工で顕著な耐傷性能を発揮します。
硬度があるため、1層の施工でも従来コーティング剤より充分な防汚性(油分・付着汚れ・雨すじの、固着・汚染防止)、酸化防止性能があります。
■コーティング剤の原則
どのような製品改良を行ってもコーティング剤の原則は変わりません。
どのような硬化系コーティング剤でも手塗り一回施工時の膜厚は0.1〜0.2μmです。
エアガン施工などではさらに膜厚は低下します。
一重施工では、基本的に傷防止性能は期待できません。
また、しっかりとした傷消しなどの下地調整を行わなければ、コーティング後も下地の傷などが表れます。
美装店でコーティングを行う際は、2重施工は標準的に行われます。
そのため内容量60mlは、車種によりますが2〜3重施工可能です。
しかし、単純に何重にも施工行えば良いという訳ではなく、硬質コーティングのため1μm以上でコーティング皮膜のクラック問題が発生します。
■作業性良好
塗布後5〜10分程度で、指触乾燥状態に。
その後15日間程度で完全硬化し、シリカフィルム層へ変化します。
液量に関しては、普通車一台で15〜25ml。
塗りこみに使用する用品で大きく違います。
吸い込みの多いスポンジで施工すると、その分単純な無駄が出ます。
クロスでの施工が最適です。
余りの液剤は窒素を入れることにより冷暗所保管可能ですが、基本的には使い切りで使用します。
一般的には余り分はホイールなどにも施工ます。
ディテーリングリキッド - ABSOLUTE Polysilazane HARD
■用途
○塗装面用コーティング剤
■コーティング皮膜
○クォーツガラス系(ポリシラザン)
○親水性
■製品内容
○ポリシラザンコーティング剤
○取扱説明書